近視矯正治療・オルソケラトロジー・コンタクトレンズ|豊中市の眼科・白内障手術|有坂眼科クリニック|阪急豊中駅徒歩5分

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近視矯正治療・オルソケラトロジー・コンタクトレンズ

近視矯正治療・オルソケラトロジー・コンタクトレンズ|豊中市の眼科・白内障手術|有坂眼科クリニック|阪急豊中駅徒歩5分

コンタクト、眼鏡処方ご希望の方へ

・コンタクトレンズ、眼鏡の処方は完全予約制となっています。(お電話での予約のみ)
・当院で取り扱いのないコンタクトは処方できかねますので、ご了承ください。

近視

近視

目は光学的なパーツで構成されています。前方にある角膜と水晶体はレンズの役割を果たし、後方にある光を感知する神経の膜(網膜)に焦点を合わせることで、ものが見えます。この焦点が網膜の前方にずれた目を近視眼といい、後方にずれた目を遠視眼と呼びます。どちらも焦点が網膜に合わなくなるため、像がぼけて見えるようになります。
近視眼は遠くを見るときは像がぼけて見え、近くを見るときは眼鏡なしでもはっきり見ることができます。遺伝や長時間の近方作業(読書、勉強、ゲーム)などが原因として挙げられますが、近年は子どもの生活上でも近くを見続ける時間が増え、今後ますます近視人口が増えていくと予測されています。

近視は、視力矯正(メガネやコンタクトレンズ)にて視力が出るため、これまで問題視されていませんでしたが、疫学調査により、近視がある場合とない場合とでは、将来の目の病気(緑内障・網膜剥離・黄斑変性など)にかかる確率が高まることが分かってきており、特に近視の方は40歳を過ぎてからは眼科検診をおすすめします。

近視矯正方法

近視矯正の方法には、主に眼鏡・コンタクトレンズ・オルソケラトロジー・レーシック・ICLの5種類があります。

 

眼鏡

眼鏡はピントが合わない分を矯正するために用います。
『眼鏡をかけると近視が進む』と思い込んで眼鏡をかけたがらない人もいますが、眼鏡と近視の進行は全く関係ありません。むしろ眼鏡をかけずに目に負担をかける方が良くありません。
初めて近視を矯正する方にはまずは眼鏡の使用をお勧めしています。

コンタクトレンズ

コンタクトレンズは医療用具であり、きちんと合っていないと、眼精疲労や頭痛、肩こりなどを引き起こす原因となります。当院では精密な検査データをもとに、眼科専門医が丁寧に診察し、患者様の目の状態に合った最適なコンタクトレンズを処方いたします。乱視のある方、カラーコンタクトレンズをご希望される方にも、安心して快適にお使いいただけるよう医療用コンタクトレンズの中で多数の選択肢をご用意いたしました。

コンタクトレンズは眼球に直接触れさせて使うものですから、使用方法やケア方法を間違えてしまうと様々なトラブルにつながる可能性があります。当院では、コンタクトレンズによって生じる目のトラブルにも対応しています。お困りのことがありましたら気軽にご相談ください。

コンタクトレンズで起こることがある障害・疾患

ドライアイ

ドライアイは、目を酷使したり長時間乾燥した場所にいたりすることで、目の表面を潤している涙が必要以上に蒸発したり、涙の分泌量が減ったりすることで起こります。コンタクトレンズの装用で、涙が角膜に行きわたらなくなると、角膜に供給される酸素や栄養素が不足しドライアイになりやすくなります。症状としては、目の疲れやかゆみ、ゴロゴロとした異物感、充血などが現れます。

角膜びらん

コンタクトレンズ装用による圧迫が原因で、角膜の上皮表面が酸素不足になり、むくみやただれを生じている状態をいいます。軽度では異物感や目がゴロゴロしたり、しみたりといった比較的軽い症状が現われます。重症になると、激しい痛みや強い充血、まぶたの腫れなどが生じ、上皮が剥がれると角膜上皮剥離に進行し、剥がれた部分から細菌に感染しやすくなります。

角膜炎

コンタクトレンズが汚れていたり、長時間使用によって涙が不足したりすると、角膜表面に傷がつき、細菌やウイルスに感染して炎症が起こります。これを角膜炎といいます。症状としては目の異物感や痛み、充血などが現われます。角膜炎が悪化すると角膜の上皮の一部が欠損する角膜潰瘍を起こします。

巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズの汚れや刺激によるアレルギーが原因で、上まぶたの裏側に「乳頭」と呼ばれるブツブツが生じます。巨大乳頭結膜炎の症状としては、かゆみ・めやに・充血・目がくもるなどがあります。また、レンズが上にズレやすく、レンズがすぐに汚れてしまったり、異物感を感じやすくなります。

処方の流れ

問診をもとに視力検査、眼圧検査、屈折検査、涙の量など目の状態を詳しく調べます。
コンタクトレンズの種類を相談し、コンタクトレンズを合わせます。

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コンタクトレンズ合わせ

実際にコンタクトレンズを装用していただきます。装用感の確認や視力検査にて度数を決定し、コンタクトレンズを注文します。
コンタクトレンズが初めての方はつけ外しの練習を行います。

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お試しレンズのお渡し

コンタクトレンズを購入いただく前に、数日分のお試し用レンズをお渡しします。
コンタクトレンズ購入後に、トラブルが生じないよう違和感がないかなどをじっくり確認してください。

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コンタクトレンズ購入

お試しレンズにて違和感やトラブルがないことを確認したのちにご購入いただきます。
お渡しする処方箋の期限内にご購入ください。装用時間・方法を守り、正しく使いましょう。

マイオピン点眼・オルソケラトロジーレンズ

学童期〜成長期に進行する近視をなるべく進みにくくする方法として、点眼薬(マイオピン点眼)や、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用するオルソケラトロジー治療があります。
オルソケラトロジーは、特殊なデザインを施した高酸素透過性コンタクトレンズを就寝中に装用することで、角膜の形状をやや平坦化させて近視や近視性乱視を矯正する画期的な治療法です。起床後、レンズを外しても角膜の形状は一定時間維持されるため、日中は裸眼でも良く見えるようになります。ナイトコンタクトレンズとも呼ばれており、日中に装用する通常のコンタクトレンズとは逆の使い方をします。

特に近視が進行しやすい学童期の子どもは、早期に継続的な治療を始めることで、進行抑制の効果が大きくなることが分かっています(効果には個人差があります)。手術を必要としない近視矯正でリスクが低く、また、就寝時に装用しなければ角膜の形状や視力など目の状態は元に戻る特徴もあります。

当院では、オルソケラトロジーレンズに乱視対応レンズやハードレンズより柔らかいレンズなど豊富な種類のレンズを取り揃えております。
お子さんの近視進行にお悩みのお母様、お父様はご遠慮なくお問合せください。

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

  • メリット

  • 日中は裸眼で過ごせる
    就寝時にレンズを装用することで、日中は裸眼のまま快適な視界で過ごすことができます。
  • 眼鏡やコンタクトレンズの煩わしさから解放される
    日常生活での眼鏡やコンタクトレンズ装用は、時として煩わしく感じるものです。職業上、眼鏡の使用が難しい場合や、コンタクトレンズの不快感(時間がたつとゴロゴロする、夕方になると充血しがちなど)から解放されたい方におすすめです。
  • 裸眼でスポーツを楽しめる
    野球、サッカー、ラグビー、格闘技など動きの激しいスポーツや、水泳・サーフィン・スキューバーダイビングなどの水中のスポーツも、裸眼で安全に楽しめます。
  • 外科的手術が不要で、角膜は元の状態に戻せる
    レーシックなどの屈折矯正手術に対しては「目にメスを入れる」という不安から、抵抗がある方も多いかと思いますが、オルソケラトロジーは就寝時にレンズを装用するだけです。また、一度手術した目を元の状態に戻すことはできませんが、オルソケラトロジーでは装用を中止すれば、2週間〜1カ月程度で元の角膜状態に戻るので安心です
  • 近視進行の抑制効果がある
    オルソケラトロジーを継続すると、近視の進行が抑制されます。特に成人に比べて角膜がやわらかい子どもは、その効果が出やすく、治療の開始が早いほど近視の進行が抑えられるという研究報告が様々な文献や学会で発表されています。
  • 取り扱いやすいレンズ
    レンズの取り扱いは一般のハードコンタクトレンズと同様です。夜間にまぶたを閉じて装用するので、日中装用のようにホコリやゴミが目に入ることもなく、目への負担やレンズを破損・紛失するリスクも少なくなります。

デメリット

  • 就寝時にレンズの装用が必須
    レンズの装用を中止すると角膜が元の状態に戻ってしまうため、日中裸眼で生活するには、基本的にレンズを毎晩(7時間以上継続)装用する必要があります。夜間にまぶしさや光のにじみが見えることがある過度な矯正をすることによって、光をまぶしく感じる現象(ハロー・グレア)を自覚することがあります(個人差があります)。
  • 強度の近視や乱視に使用できないことがある
    強度の近視・乱視や眼の状態(眼疾患など)によっては適応できない場合があります。
  • 2~3年おきにコンタクトレンズの買い替えが必要
    オルソケラトロジーレンズの寿命は基本的に2~3年とされていますので、買い替えの費用がかかります。
  • レンズケアが必要で、通常のレンズと合併症のリスクも同等
    通常のハードコンタクトレンズの取り扱いと同様に、毎日のケアでレンズを清潔に保つ必要があります。ケア用品(保存液、点眼等)のランニングコストがかかります。またコンタクトレンズ装用による合併症(角膜上皮障害、ドライアイ、角膜感染症)のリスクがあります。

手術治療 レーシック(LASIK)・ICL

視力矯正手術として専門病院にご紹介することができます。
どうぞお気軽にご相談ください。

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